こんにちは。ピアノ教室を運営しております、保科陽子です。
先日、2025年5月13日(火)に放送された
日本テレビ『踊る!さんま御殿!!』で、“習い事特集(有名人SP)”が放送されました。
その中で、出川哲朗さんが語った驚きのエピソード、ご存じですか?
「ピアノを弾いてプロポーズしました」
なんと、ローマの街角で、ピアノを演奏しながらプロポーズをしたというのです。
普段はお茶の間を笑いで包んでいる出川さんですが、
この時ばかりは、視聴者の心をぐっとつかむ、感動的なお話でした。
さらに印象的だったのが、
「小さい頃に習っていたことが、今になって活きた」という言葉。
これはまさに──
“ピアノが人生の言葉になる瞬間”だったのではないでしょうか。
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習いごとが、ふと“意味を持つ”とき
私たちが子どもの頃に習ったことが、
大人になって思いがけず役立つ──そんな経験、ありませんか?
・ちょっとした礼儀作法だったり
・挨拶の仕方だったり
・そして、ピアノだったりします。
「ピアノを弾いて想いを伝える」──
それは、言葉以上に心が届く方法かもしれません。
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ピアノというと、「上手に弾ける人のためのもの」と思われがちですが、
本当はもっと、静かに、自然に、人生に寄り添う存在です。
・疲れたとき、自分のために奏でる音
・お子さんやお孫さんに「弾いて」と言われて鳴らすメロディ
・音が部屋にあるだけで、どこか心が落ち着く感覚
誰かに見せるためではなく、
自分自身とつながるための音楽としてのピアノも、もっと広まってほしいと思っています。
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習い事は、「今のため」だけじゃなく、「未来のため」
出川さんのエピソードを聞いて、
「ピアノって、そんな風にも使えるんだ」
そう感じた方も多かったのではないでしょうか。
ピアノは、決して“子どものうちだけ”の習いごとではありません。
むしろ、人生のどこかで“あってよかった”と思える、未来のものです。
・楽譜が読めなくても
・指が思うように動かなくても
「音を鳴らすこと」「楽しむこと」そのものに、大きな意味があります。
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いつか、あなたのお子さんがピアノで誰かを想う日が来るかもしれません
出川さんのように、音で想いを伝える場面が、
将来、あなたのお子さんにも訪れるかもしれません。
それは、結婚式かもしれません。
あるいは、家族への感謝の気持ちかもしれません。
私たちピアノ講師は、
そんな“未来の感動”を育てるお手伝いを、日々させていただいています。
だからこそ──
「ピアノ、習わせておいてよかった」
そう思える日が、きっといつか訪れるはずです。
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これからも、“ピアノのある暮らし”が、
皆さまのご家庭にやさしく寄り添い続けますように。
📺 話題になったテレビ番組はこちら(出典)