神戸市西区ピアノ教室《MUSIC PHARMACY.》内多陽子です。
ピアノを習い始める際、多くの保護者の方からいただくご相談があります。
それは、「うちの子、ピアノが続くでしょうか?」というお声です。
実際、ピアノは最初こそ地道な練習の積み重ねが多い習いごとですが、
あるきっかけを境に、ぐんと意欲が高まり、自ら練習に取り組むようになるお子さんがたくさんいます。
今回は、そんなエピソードの一つをご紹介します。
🎶 憧れの一曲が、意欲のスイッチに
幼児ピアノから始めた生徒さん、初心者向けの導入期の教則本からレッスンを始めました。
少しずつ音符やリズムを学び、着実に進めていたある日、急に教則本が難しくなり、一気にやる気を失ってしまいます。
レッスンも行きたくない、「ピアノ辞めたいって言ってます〜」と保護者の方から。
教則本は世間に知れ渡っている曲ではないため、綺麗けどよくわかんない、そんな状態が続くようになります。
何が合っていて、何が間違っているのかもわからない、そもそも何この曲?なんでこんなんさせられるん?
そう思いだすと、辞めたい衝動が起こっても不思議ではありません。
そんな時、冬のクリスマスコンサートの選曲をしなくてはならなくなり、生徒さんにお聞きしました。
「あっ!あの曲弾きたい!!」
それが、誰もが知っている人気の曲だったのです。
テンポが速く和音も多い難易度の高い曲。
正直、まだ早いかもしれない…と迷いもありましたが、生徒さんの目の輝きに背中を押され、取り組んでみることに・・・
✨ 目に見える変化と成長
その日を境に、生徒さんのピアノへの取り組みは大きく変わりました。
- 練習時間が自然と増える
- 自分でリズムを数えながら練習する
- 苦手な箇所にも粘り強く向き合う
毎週のレッスンが「自分の成長を見せる発表の場」になり、本人の中でのモチベーションが高まり続けたのです。
そして不思議なことに、自分の決めた曲に挑戦することで、基礎的な教則本の曲もどんどん上達していきました。
音譜も読めなくなるほど、練習から遠ざかっていたのに、不思議です!
🎹 ピアノが楽しくなる“心の動き”を大切に
ピアノの上達には、基本を大切にすることはもちろんですが、
「好き」「弾いてみたい」「かっこいい!」といった感情が原動力になります。
当教室では、そうした気持ちを大切にしながら、一人ひとりの成長に合わせた曲選びやアプローチを行っています。
基礎とチャレンジをバランスよく取り入れることで、自然に「続けたくなる力」が育っていきます。
📩 体験レッスンのご案内
「うちの子に合う教室かな?」「どんな先生だろう?」
そんな不安や疑問がある方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。
教室の雰囲気、指導方針、レッスンの進め方などを実際にご覧いただくことで、安心してスタートしていただけます。
#神戸市西区ピアノ教室《Music Pharmacy.》内多陽子