保科です。
▼Q4|生徒に「この曲やりたい」と言われた瞬間 — 先生はどう感じているのか?
アンケートの反応を見ると、最も多かったのは圧倒的に
「チャンス!モチベーションが上がるきっかけになる」
でした。
| ポジティブ(歓迎)「チャンス!」系が圧倒多数 | 「チャンス」「モチベUP」「きっかけ」系の回答が 8〜8.5割前後 |
| 不安・抵抗 | 「難しそう」「どう教えよう」「知らない曲だと戸惑う」が 1〜1.5割 |
| 否定的・回避 | 「基礎が大事なので扱いたくない」は ごく少数(1割未満) |
この回答だけで 全体の約8割 に届いています。
一方で少数派として、
- 「難しそう…どう教えようか少し不安」
- 「正直、知らない曲だと戸惑う」
- 「基礎が大事なので扱うべきか迷う」
という声も見られましたが、
「そもそも流行曲は教えるべきではない」
という強い否定はごくわずか
というのが現実です。
▼この数字は “何を意味しているのか?”
この結果は、単に
「肯定が多い/否定が少ない」という話ではなく、
ピアノ教育の重心がゆっくり動いている
ということを示しています。
かつての主流は
「クラシックを軸に、流行歌は例外」
でしたが、
今の現場はもっと違う風景になっていて、
- 生徒の“弾きたい”がレッスンの起点になりはじめている
- 流行歌が「モチベーションスイッチ」として機能している
- 先生たちもその価値を認め始めている
つまり、
先生が時代を動かしているのではなく、
生徒と社会の変化に先生が応答し始めている
という構図です。
▼拒否されているのは「流行歌」ではなく、「やり方の不明さ」
否定が少ないのに、不安が残っているのはなぜか?
それは、
「価値は理解している」
でも「どう扱えばいいかの型がない」
— このギャップがまだ埋まっていないからです。
つまり、現場はすでに
「導入するか?」ではなく
「どう導くか?」の段階に来ている
と言えます。
この結果を受け
現在、《アンケート回答者限定》で
「流行歌が苦手な先生向けのイベント」 を準備しています。
詳細は
LINE《ピアノ教室♪流行歌情報クラブ》からお知らせ予定です。
⸻
🗓️ アンケート延長:10月20日(月)まで!
データはまだ動いています。
集まるたびに、先生たちの「リアルな今」が更新されていく——
そんな“教育の瞬間”を、私たちはいま目撃しています。
📮 アンケートはこちら(3分で完了)
🔗 https://coachinglesson.net/p/r/lkF2aI25
今回アンケートにご回答くださった先生には、
9月の定例会で使用した Spotifyプレイリスト を
プレゼントいたします。
🎁 特典は、LINE《ピアノ教室♪流行歌情報クラブ》 から配布します。
🩵 保科陽子
ピアノ経営塾

